目指せ司法書士!勉強ログ

司法書士試験合格を目指す人の日記とか

司法書士受験生がする行政書士試験

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試験後もせっかく身についた長時間勉強の耐性をキープしておこうなんて思いつつ、何もしていない日々が過ぎています…。

明日から本気出すが毎日継続してていかんなぁこれは。

 

さて、タイトルの件ですが、私は数年前に行政書士試験に合格しました。

かなり記憶があいまいで全く参考にならない可能性もありますが、せっかくなので今後行政書士試験を受験しようと考えている方への一助になる部分が少しでもあれば…ということで、私がした行政書士試験の勉強について記そうと思います。

 

もくじ

 

 

1.使用教材

最も気になる部分でしょうから、最初に記載しちゃいます。

 

 

メインで使用したのはこの2冊です。

過去問については、ウォーク問に限らず、ご自身で使いやすそうなものを選んでも大差はないのかなぁという気はします。

ただ、伊藤塾の1分マスター行政書士はかなり使いました。

 

メイン以外はというと、一般知識の過去問と予想問題集を購入しました。

ですが、一般知識の過去問については後述の事情からほぼ使用しなかったです。

予想問題集も、本番を想定した取り組み方はしていません。

 

 

 

 

 

 

2.問題レベルと戦略

司法書士試験を受験した後に行政書士の受験を考えている方は、民法・商法・憲法司法書士試験対策で得た知識の蓄えで解けると思います。

 

条文と超重要判例からの出題がほとんどなので、行政書士試験向けに対策を立てる必要はないと思います。

私自身、司法書士試験の民法の正解数が10問ちょいレベルの段階で行政書士試験の民法は正解できたので。

 

問題は、行政法ですね・・・。

法令科目46問のうち、行政法が22問。

法令科目基準点122点のうち、行政法満点で112点です。

めちゃくちゃ行政法のウェイトが多いです。

行政法を何とかしなければ合格できないですね。

逆に行政法に余裕ができれば、司法書士試験受験者には容易になります。

 

ただ、短期間の勉強では行政法の記述式問題で満点は厳しいので択一により力を入れようとはなりました。

記述式が0点だろうが、択一で最高184点まで取れるんだし。

一般知識の基準点もあるけれど、180点以上で合格の試験で184点まで取れるならそこを強化しないわけにはいかないですよね。

 

一般知識については、56点満点中基準点が24点。

4割ちょいの正答率で基準点突破できちゃう。

司法書士試験受験生は、ここで24点取れれば法令で稼げるでしょうし、就職試験の勉強をしたことがあれば問題ないっす。

情報通信・個人情報保護は社会人の方は点数取りやすいと思います。

 

ということで、行政書士試験対策は、行政法の勉強しかしていません。

 

 

 

3.行政法対策

私自身、学生時代に行政法を履修しました。

 

ただ・・・、

 

先生自身はよほど行政法が好きなのか、聞き取れないレベルの早口でまくし立てて一人で笑い、そのテンション爆上げ状態で黒板に判別不明の文字を2,3殴り書きしてはまた嬉しそうにするというスタイルで本当にわからなかった。

レジュメも無いし。

 

結局単位はレポート提出で、図書館で探した本の一部分を丸写ししたら単位をくれたという感じで、正直知識は全く身につかなかったし、もう記憶に無かった。

 

ということで、まずは易しめのものから取り組もうと思ったんだけど、基本書読むのめんどくせぇ。

行政法→やべぇ先生→わけわかんね→行政法わけわかんね

という脳の刷り込みによってマジわかんねぇ。

 

ということで、まず、試験に必要な超重要な条文を繰り返すことから始めました。

そこで、「1分マスター行政書士重要論文編」がめちゃくちゃ役に立ちました。

ほんとうにお勧めします。

 

少しずつ毎日コツコツ行政法の条文を読んでいました。

行政法の問題も重要判例と条文から出題されていて、条文については、ちょっと細かい部分を言い換えたバツ肢が出るので、そこに対して役に立ちました。

分量もそこまで多くは無いので、正確に頭に叩き込みやすいです。

 

重要条文が頭に入ってくると、行政法の全体像がなんとなくイメージできるようになります。

 

なんとなく行政法のイメージができた後、過去問に取り組みました。

といっても択一対策の過去問です。

この段階で解いても正解できないので、テキスト代わりに読み込む感じです。

なので、解説もしっかり読みました。

2周過ぎくらいすると択一対策としては結構いい感じになると思います。

 

ただ、これだけだと記述問題の対策ができていないので、予想問題集の記述問題を解いてみました。

「ほーん、こんなんで出るんか」というのを知るために。

 

記述内容としては、択一問題集の解説の内容をアウトプットできれば対策可能だなぁと感じたので、択一問題集を解く際に、解説内容を思い出しながら取り組みました。

記述式対策の問題集もあったけれど、おそらく全部こなすのは厳しそうなので、買いませんでした。

 

本格的に試験対策を始めたのが10月からだったので、あれこれ手を広げられなかった・・・。

でも択一対策で記述もイメージしつつ取り組めたのは効率良かったです。

 

 

 

4.まとめ

と、まぁ、こんな感じで行政書士試験の勉強は進めました。

とにかく、行政法対策。条文を頭に叩き込んで、重要な判例を抑える。

択一対策の解説もしっかり読んで、問題を解く際は解説内容が浮かぶようにする。

 

あとはまぁ、なんとかなる(する)w

 

もっと勉強期間を設けていればよりしっかりした対策を立てることができたのだとは思いますし、たまたま合格できただけかもしれません。

ただ、勉強効率を突き詰めるとこういった勉強方法もアリなんじゃないかとは思います。